MFが楽しい
私が写真を撮り始めた時から当たり前のようにあった機能といえばオートフォーカス機能でした(以下AF)。
AFはシャッターボタンを反押しにすることで、カメラが自動でピントを合わせてくれるとても便利な機能ですよね。
カメラを使っている人の多くはこのAFを使っているんじゃないでしょうか。
かくいう私もカメラを使い始めた頃から、この便利なAFを使用していた根っからのAF使いでした。
ところが、ここ最近はAFを使うことがあまり無くなってしまいました。
そうなのです、私はすっかりマニュアルフォーカス(以下MF)使いに生まれ変わったのです。
今の時代、AFの進化は素晴らしく、人や動物をカメラが認識してピントを合わせてくれたり、瞳にピントを合わせてくれたりと実に優れものになっています。
私が使っているLUMIX S1も優れたAF機能が備わっていて、人、瞳、動物を認識してピントを合わせてくれます。
AFは素晴らしい機能です。ビバ技術の進化!
そんなAFをあえて使わずのMFです。
それはなぜなのか?
理由は色々あるんですけど、1番は『フォーカスを自分で合わせることで、撮影時によりフォーカスの位置や被写界深度について考えられる』からですね。
もちろんAFでもそれらをしっかり考えて撮影出来と思います。
ところが私はAFを使ってしまうとどうしても流れで撮ってしまうんですよね。
考えることをあまりしなくなってしまいいます。
それがMFを使うことで一呼吸置けるようになるので、撮影時に色々なことを考えることが余裕が出るんです。
そうなるとピントの位置や被写界深度、それに構図や色味などに意識を持てるので、より撮影に写真に向き合ってシャッターが切れるようになるのです。
とはいえ、それは私が動かない被写体を撮ることが多いから出来るかなとは思います。
動く被写体を撮るときにMFを使っていたら私はパニックになってしまうと思いますから(笑)
なのでしっかりとMFレベルを上げて被写体を選ばずにMFを使える位になることも、カメラを続けるうえでのひとつの目標にしていければと思っていたりします。
まあそんな難しい話しは置いておいて、なんといってもMFを使うのは単純に楽しいんですよね。
MFで撮影していると自分でその写真を撮っているんだと実感することが出来ますし、自分でフォーカスを回してピントが合った瞬間はとても嬉しくなります。
そんな感じでMFを楽しんでいる私ですが、元々はMFはなんだか難しそうで手を出しにくいものと思っていました。
それが何が切っ掛けだったかは忘れたましたが、S1でMFを使った時に全てが一変しました。
S1のMFはとにかく使いやすく、ピントを手動で合わせるのが簡単なのです。
なぜならS1のファインダーが綺麗で見易いですし、"フォーカスリングを回すとピントを合わせたい場所が拡大されること"と、"ピントが合っている場所に青く色がつくこと"がめっちゃ便利だからです。
通常画面
拡大
分かりにくいですが真ん中の雑誌の文字が青くなっています
これだけ至れり尽くせりな機能があれば、MF初心者の私でもピントを合わせるのは簡単でした。
大変ありがたい話でございます。
この機能がLUMIX以外のカメラにもあるのかどうかは分からないのですが、もしあるようだったら是非使ってみて欲しいですね。
ピントの合わせやすさに感動すると思います。
それとLUMIX S1はAFとMFの切り替えがしやすいのもとても助かります。
AF
MF
ここのスイッチを動かせばAFとMFを切り替えられるんですけ、スイッチの位置が良いのでファインダーを覗きながらでも切り換えれるんです。
つまり被写体から目をそらさずにAFかMFを選択出来るんですね。
S1は本当に便利ですね。買って良かったと心から思います。
とはいえAFは大変便利な機能ですし、これからもどんどん進化していくと思うので楽しみですね。
カメラが進化することはやはりワクワクします♪