ナミビア一人旅の思い出(前編)
こんにちは、ネコ(@orange_8_orange)です。
旅に行きたい気持ちが高まってるネコです。
それも出来ればのんびりと長期の旅に行きたいなぁ~と思いますが、働きながらだとなかなか難しいですよね。
だからというわけではないですけど、以前行った旅のことを最近よく思い出してます。そんな旅のひとつで、私にとって忘れられない旅があります。
それがナミビア一人旅です。
ナミビアでの出来事は本当に印象深いものばかりでしたし、海外初一人旅ということもあってすべてが新鮮でした。
今回はそんなナミビア一人旅の思い出を書いていきたいと思います。
ナミビアに行くきっかけ
ナミビアはアフリカの南部、南アフリカの左上の方にある国です。そしてここナミビアには野生動物が数多くいるエトーシャ国立公園や、夜には満天の星も見えるナミブ砂漠など見所が沢山あります。
そんなナミビアに行くきっかけになったのが日本一周中に出会った人の言葉でした。
その人とは与那国島の宿で出会い、そのあと石垣島の居酒屋で一緒に飲みました。
その時、同じ旅好きということもあって色んな話をしたのですが、特に私の心に響いたのが「ナミブ砂漠はとっても良い場所だった」という話でした。
日本一周中で旅アドレナリンが出ている状態でナミブ砂漠の良さを聞いてしまったら、それはもう行くしかありません。
日本一周を終えたあと、さっそくナミビアに行く準備を始めました。
準備
ナミビアに行くことを決めたはいいのですが、いかんせん海外一人旅は初めてです。とにかくすべてが手探りでした。
パスポート取ったり、バックパック買ったり、荷物を揃えたり。
そして大事なことが、飛行機のチケットを取ることと宿を確保することです。
飛行機のチケットを取るのに使ったのはスカイスキャナーというサイトでした。
スカイスキャナーは世界中の飛行機の検索が簡単に出来て便利なのでおすすめです。
ただ、このときの飛行機のチケットをポチるのは相当悩みました。
初海外一人旅なうえに、まったく分からないアフリカのナミビアという国。それはもう正直ビビりまくりです。
調べてみたらナミビアは比較的治安も良いのですが(治安は日々変わりますので、必ず最新の治安情報を手に入れてください)、それでもやっぱりめちゃくちゃ不安です。
おかげで飛行機のチケットをポチるまでに2ヶ月かかりました(笑)
ほんと気持ちが悪くなるほど悩みましたし、そこまでして行く必要があるの?と自問自答の日々です。
それでもなぜか私の中でナミビアに行くという気持ちは消えませんでした。
なのでなんとか気持ちを奮い立たせて、飛行機のチケットをポチることが出来ました。
お値段は往復で約20万円。
なかなかの大金ですね。震えました。
次は泊まる場所です。
そんな宿探しにはBooking.comというサイトを使いました。
Booking.comは日本だけでなく、海外の宿泊施設も探して予約することが出来るので、ナミビア旅の宿探しも凄く助すけてもらいました。
ほんと便利な世の中です。
こうして、荷物を揃えて、飛行機のチケットを取って、宿を予約して準備はオッケーです。
いよいよ旅立ちです。
旅立ち
旅立ちは羽田空港からでした。
ナミビアまでは
羽田空港→香港空港→ヨハネスブルグ国際空港(南アフリカ)→ウィントフック・ホセア・タコタ国際空港(ナミビア)
という流れです。
羽田空港からウィントフック空港までの総時間は、ちゃんと覚えていないのですが、たしか40時間近くはかかったと思います。
ほんとは早いプランだと24時間ほどで羽田空港からウィントフック空港まで行けるんですけどね。
でも怖かったのです。
とにかく初海外の空港での乗り継ぎですから。なにかあって次の飛行機に乗れなかったらゲームセット。
乗り継ぎの時間に余裕があるチケットを買ったこともあっての40時間近くでした。
なので途中の香港空港で8時間以上滞在したりもしてたので、無駄に香港空港に詳しくなりました(笑)
香港空港
ウィントフック着!
そんなこんなでなんとかナミビアに到着!そしていよいよ緊張の入国審査です。
英語まったく喋れない私です。入国審査で何か聞かれても受け答え出来る自信はありません。とにかく何事もなくナミビアに入国することが最重要ミッションです。
でもその前に出入国カードの記入が待ってました。もちろんすべて英語で書かれております。
、、、英語が分からない(泣)
とはいえ書かないと入国出来ません、、、
もう必死に翻訳アプリを使いながら書いていくのですが、どうしても分からない欄があります。
そこで近くにいた空港スタッフの人に聞いてみますが、その人もよく分かっていない模様。そして考えたんだからとチップを請求されました。
生まれて初めてのチップ。でも手持ちのお金が大きいのしかなく、500円を渡したら「なんやねんこれ」と拒否。まあ確かにナミビアで500円もらってもですよね、、、
たまたま羽田でドルに両替していたのですが、一番小さいお金が10ドルだけ。ぐぬぬ。
結局10ドル渡しました。
でもおかげで、入国前にも少額のドルか現地のお金を用意しておいた方が良いこと学びましたからね(泣)
そして、結局分からないところは雰囲気で書いてしまって入国審査に挑むことに。
何か聞かれたらどうしようと心臓の鼓動が激しく打ちます。
ですが入国審査では特に何も聞かれることなく、あっさりナミビアに入国することが出来ました。良かったぁぁぁ(泣)
ちなみに空港に着いて出入国カードを書き終わるまで1時間以上かかりましたからね。もうへとへとです。
空港から街へ移動
ウィントフック空港から首都ウィントフックまでは結構離れています。ですが空港から電車などはありません。
なので街まで行くには基本的にタクシーかレンタカーです。街まで行くバスもあるっぽかったのですが、よく分からないしヘロヘロだしで、私はタクシーで予約していた宿まで行くことにしました。
そしてタクシーで街まで向かっているとき、運転手さんが「ナミビアで何するの?」的なことを聴いてきました。
私が「砂漠に行きたいと思っている」と答えると、さっと砂漠ツアーのパンフレットを出してきて営業アタック。
でも私が事前に調べていた砂漠ツアーの金額より結構高かったのでお断りしたのですが、それでもグイグイ食い下がってきます。
結局宿に着くまで激しい営業アタックとお断りの攻防戦。
そして宿の前に着いたあと、なぜか車がまた走り始めます。
「あ、、、これやばいやつじゃない?」と内心焦りと恐怖で心臓の鼓動が早くなってきます。しばらく走ったあと、タクシーは路上に止まり運転手は急に電話をし始めます。
「あ、、、これ本当にやばいやつだ」と思い、いつでも逃げれるように心の準備をしていました。そしてしばらくしたら20歳はいってないくらいの若い男の子がやってきました。
そして運転手は「この子が砂漠まで連れて行くツアーなら安く出来る」と私に言いました。
「あ、、、最悪の事態にはならないで済むんだ」と泣きそうになるくらい安心した私は、値段の提示も安いし、何より早くこの状況から解放されたいこともあってオッケーと言いました。
すると運転手も笑顔になり、ようやく宿まで車を走らせてくれました。
そしてどうにかこうにかタクシーから解放され、宿に着くことが出来たのでした。
ちなみに会話もスラスラとしたものではなく、翻訳アプリを使いながらなんとか会話が出来てる感じでした。なのでひとつのやり取りにも時間がかかるかかる。
やっぱり英語出来ないとダメですね、、、←当たり前
まとめ
ナミビアに行くまでもハードでしたが、ナミビアに着いたあともハード全開でした。
滞在予定期間は約2週間。なんとか無事に日本に帰ろうと強く思った初日でした。
中編に続きます
orange8.hatenadiary.jp